
どうも、いさみ編集局長です。本日は調布駅の北側の旧甲州街道沿いにある"お茶の田中園"さんに行ってきたのでご紹介であります。
母より健康のために番茶を飲むことを薦められ田中園さんへ

私は小さいころ、コーラは骨が溶けるのであまり飲んではいけないと母に聞いて育ったのですが、そんな母が私がお疲れ気味ということで薦めてきたのが番茶であります。(実際、番茶に梅干しと生姜と醤油を垂らして飲むという怪しい飲みものを薦められましたが、それは飲みませんでした。親の心、子知らずということでしょうか。体験してないので読者さまにもお勧めしませんw)
と、母の話はこれぐらいにしまして、調布駅前の田中園さんにいってみたわけですが、率直な感想が勉強になりましたね。スーパーとかでお茶を買うことが多い私ではあるんですが、お茶の専門店でお茶を買うと、お茶について色々と教えて貰えるのがとても楽しいです。
創業はもう100年以上らしく、まさに代々続くお茶のプロフェッショナルから色々と教えていただけたのは、とても楽しかったですねえ。
店内の写真をパシャパシャいくつか撮らせてもらいましたので並べておきます。



あまりにも色々なお茶があるので迷うかと思いますが、店主さんが親切で色々とアドバイスしてくれるので、是非好みを伝えてオススメを教えてもらうのが良いのではと思います。
因みに茶菓子も販売されてましたね。

吉祥寺で人気の和菓子屋さんの羊羹も売っていました。

番茶とはなにか
今回母の勧めで買った番茶でありますが、番茶についても色々と教えていただきました。番茶とはお茶の葉を一番良いタイミングではなく、遅れて摘んだ通常より大きく育った葉を使ったお茶を指すんだそうです。一般的に一番飲まれる、まろやかーな甘みを感じる煎茶とは違って、番茶はどちらかというと大味でカテキンが多い味わいだそうです。
お茶のいれかたも、玉露や煎茶は比較的低めのお湯でじっくりとお茶をいれると思いますが、番茶が熱々の高温熱湯で飲むのがオススメだそうです。
因みにお茶の摘みとりの旬は、4月20日から5月のだいたい2週ぐらいがベストらしいのですが、いわゆる早く摘んだお茶葉のほうが、美味しく高級なんだそうでして、また後半に摘まれたお茶だったり、一番最初に摘んだ一番茶の後から、だいたい45日後くらいに再度2番茶というのを摘めるようになるらしいのですが、いわゆるそれも番茶と呼んでいるそうですね。
勉強になって私としては嬉しかったですね。田中園さんありがとうございました!
高温でササっと淹れるので、何度も飲めちゃう番茶
というわけで購入しまいたのがこちらの番茶。170グラム入りで756円。
お茶葉を念のためお皿に出して観察したところ、やはり教えて貰った通りお茶の葉が大きいですね。

そちらを教わった通り熱々の熱湯を降り注ぎ、短時間で湯飲みへ。

ほんの10秒ぐらいしか待ってないけど、充分な色がついていますね。それではいただきます!

おわーなるほど!全然私としては好き(笑)味わいでいうとヘルシアをとてもまろやかにした感じ。(我ながら凄い表現)
確かに、繊細なお茶と比べると、カテキンの主張がとっても強いですが、熱々のお茶飲んでるぜーていう感覚になれるのと、カテキンが強いのでなんか殺菌力が強そうで、今のご時世には予防の面でも凄く効果がありそうな気がしております。
あとコスパも中々良い。元々安いのと、熱湯でさっと淹れて飲むので、1回淹れたぐらいでは全然味ができっておらず、なんどもお湯足してもしっかり飲めるんですよね(笑)
あと、羊羹との相性もよかったですね!



お上品にお茶を飲むというよりかは、ガッと渋い茶を飲んで、甘い羊羹をたべるというコントラストが、私にはとても美味しく感じました。平安貴族にはわからない世界観かもしれませんが、唐揚げにビールみたいなものだと思ってもらえればと思います(笑)
とはいえ、お上品なお茶の世界も知りたいので、また田中園さんにいって色々と教えてもらいたいなと思っています。ありがとうございましたー!
お茶の田中園
〒182-0024 東京都調布市布田1-32-5
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