20231203_110347

どうも、いさみ編集局長です。東京現像所が長い歴史に幕を閉じたとのことで見に行ってみました。


1955年創業の株式会社東京現像所が2023年11月30日をもって68年の営業に幕
今回の情報なのですが、いつもちょうふ通信に温かいメッセージを贈ってくださるcoco様よりいただきました。いつもありがとうございます。

実のところ、私は東京現像所って詳しく知らなかったんですよね。coco様から連絡をいただいたので、どんな場所なんだろうかと見に行ってみたんですが、場所は電通大のすぐ横、西側にあります。

20231203_110313
TOHOスタジオ株式会社、TOHOアーカイブ株式会社さんへ事業継承されているとのことですので、東京現像所さんとしての営業は終了されつつも、施設の中では働かれている方をちらほら外からみかけることができました。
20231203_110442
それにしても壮大な大きな施設であります。
20231203_110518
今後姿も変わっていくかもなので、外からとれる写真を記録として上に並べておきました。

東京現像所ってどんな会社だったのか? 日本の映画界を支えた貴重な会社だった
無知で恥ずかしい限りですが、東京現像所って日本の映画界を長く支えてきた会社なんだなというのがわかりました。

いわゆる映画やテレビ番組の仕上げを行っていた映像ポストポストプロダクションなんだそうです。映画製作における、撮影後の編集作業などをしている役割だそうです。

1955年にカラー映画の需要に応えるために映画用フィルム現像所として設立されたそうです。こちらの会社が関わった作品として「男はつらいよ」「ガメラ」「ルパン三世」「戦場のメリークリスマス」「ゴジラ」「風の谷のナウシカ(その他ジブリ作品多数)」「ドラえもん(映画作品多数)」「アウトレイジ」などなど、書ききれないほどの名作が山ほど。映画のみならず、アニメ作品も大量に関わっていて、誰もが知っている超有名作品が実績としてズラリ。

デジタルシネマが普及したことによって今回の事業終了となったそうなのですが、映画の街調布に相応しい、また日本の文化を支えた歴史ある会社さんが幕を閉じたというのはとても大きな出来事だったのだなと痛感しました。

cocoさん大切なことを教えてくださってありがとうございました。

東京現像所さんは無くなってしまいますが、関わられた偉業は名作と共にきっと未来も残り続けるんだろうなと感じました。お疲れ様でした。

株式会社東京現像所
〒182-0033 東京都調布市富士見町2-13

Twitterアカウント

フォローいただけると励みになります!よろしくお願いいたします。