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どうも、いさみ編集局長です。今年もやってまいりました劇団芸優座さんの春の公演。リハーサルを取材してきましたのでご報告です。


劇団芸優座 第11回 春の公演"ナイチンゲールの肖像" リハーサル現場にいってみた
昨年の春に劇団芸優座さんに声をかけてもらいまして「後のこと知りたや」という樋口一葉さんの劇の取材をさせてもらって記事を書かせていただいたのですが、今年も芸優座さんからありがたいことにお声がけをいただけまして、リハーサルに取材に行くことができました!芸優座さんありがとうございました!また、昨年、ちょうふ通信をみて劇を見に行ってくださったという読者様が沢山いらっしゃったと芸優座様より聞きまして、読者様本当にいつもありがとうございます。心より御礼を申し上げます。


今年は芸優座さんの第11回春の公演となりまして、劇の名は「ナイチンゲールの肖像」という劇となります。公演日は4月27日・4月28日のちょうど一週間後となります。
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私は子供のころ、自宅にあった歴史マンガや偉人伝を読むのが本当に大好きな人間だったのですが、その中にナイチンゲールの本もありまして、何度もなんども読んだ経験があったことから、今回の劇についてお聞きしたとき、とてもビビビッと来たんですよね。めっちゃ面白そうと。※私も今年も劇を見に行きたいと思っています。


今回はありがたいことに、たづくりのくすのきホールでのリハーサルを見せていただけることになりまして、先日くすのきホールにお邪魔してきたのであります。
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リハーサルということでひとけのないくすのきホールのエントランスを通り中へ、扉をあけたらまあなんと熱気と緊張感にあふれた真剣勝負のリハーサル現場となっていたのでありました。
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この芸優座さんなんですが、はっきり言って個人的にはレベルが高すぎる劇団だと思ってまして、劇を見てもらえればわかるんですけど洗練されてるんですよね。というのも普段の芸優座さんは日本各地の学校を飛び回って青少年に劇を届けている劇団さんでして、年間100ステージ以上も公演されているんですよね。大都市から数人しかいない過疎地の小学校にもいかれるんだそうでして、世の中の宝物である子供たちの教育に貢献されていて、それだけでも私は心うたれちゃうんですが(笑)、リハーサルをみて、演出家の村田先生のお話もきいて、それはもう今回の劇もめっちゃ面白そうとなったわけでございます。

偉人伝では伝えきれないナイチンゲールの活躍期前後のリアルな人間ドラマ
私は授業の中で一番好きだったのは歴史なんですね。歴史の何が素晴らしいかといいますと人間学であり経営学なんですよね。人間ドラマを学ぶことで、困難に立ち向かう勇気や知恵を、失敗や世の中の厳しい現実を知ることで耐性を、そして先人への感謝の心を、歴史は経験を学べるとても素晴らしい学問だと思っています。

そんな考えを持っている私にとって、「ナイチンゲールの肖像」とはどういうものか気になったので、演出家の村田先生にお話を聞かせて貰ったんですよね。
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※インタビュー書きおろしは不慣れで、一部私なりの編集がありますのでご容赦ください

いさみ「子供時代にナイチンゲールの偉人伝は読んだのですが、今回は"肖像"という切り口なのですが、どのようなナイチンゲールの姿が演じられるのでしょうか?」

村田先生「ナイチンゲールを調べていく時に、私たちが一般的に知っているナイチンゲールの話と比べて、ずいぶん違うナイチンゲールの話がある事がわかったのですね。一般的なナイチンゲールの話は戦場で看護婦として活躍したクリミアの天使といわれた心優しい博愛の看護師としての美しい姿なのですが、実はその偉人伝で語られる部分の裏には、波乱万丈のナイチンゲールの人生があり、耐えがたい厳しい時代環境のなかで自分のやりたいことを信じて必死に戦ってきた人間ドラマがあったのでそういう一面を是非見ていただきたいと思っています。
 ナイチンゲールの人生はクリミア戦争の前の十数年間も前から看護師として人の役に立ちたいナイチンゲールと、それを時代的背景から女性が仕事をすることを恥と思う家族との対立があり、なんと閉じ込められ引きこもっていた時期があり、また、戦場から帰ってきたナイチンゲールは実は、体調を崩してしまい二度と看護の現場に立つことができなかった、看護師として活躍できた時期はじつはわずかな期間で、その後の数十年間はほぼ寝たきりというと大袈裟ですがベットの上での執筆活動で闘い続けていたという信念の強さを少しでも知っていただきたいと考えています。
 今回描かれるドラマは時代特有の背景もあるものの、時代を超えた共通するテーマもあり、例えば家族の対立部分をとっても、ナイチンゲールの親は娘であるナイチンゲールの事を大切に思ったからこそのナイチンゲールを縛ったのですが、そこから親の反対を乗り越えていく娘の姿。今の我々の生活の中でもあることですし、そういったことを想起してくださったら嬉しいです。」

いさみ「ちょうど、私も親としての子育て中の身ですので、上記の先生からのお話はとてもとても心に染みる話でありました。歴史好きとしても発生した事実よりも、発生の前後を知ることに価値があると思っているので、とても劇をみたいと思いました」

村田先生「私としても、調べていくうちに”へえ~”ということばかりだったので、劇をみてくださる皆様にもそんな人だったんだなと思っていただけると考えています。」

いさみ「ありがとうございます。あと、話が少しかわりますが、先生からみた生の演劇をみる魅力とはどういったところでしょうか?」

村田先生「私たちの劇団は、90%以上は青少年の皆様に向けて学校をメインに公演をしているのですが、その際に心がけているのは、劇をみてくださる皆さんのなかには初めて生の演劇をみる皆様も多い中で、自分たちの演劇がもし仮につまらないものであった場合、その人は一生演劇をみてくれないかもしれない。だから日々子供たちとの真剣勝負でもありまして、そんな中で是非皆様にみていただきたいのは、衣装も部隊も音楽もしっかり作りこんで総合芸術として作りこんでおります。また、舞台は会場全体で観客のみなさまと一緒に作り上げるものと考えていて、例えば音楽LIVEを想像していただけるとわかりやすいと思うのですが、舞台の場合も役者は演技に集中しながらも、観客の皆様の反応もにも神経をとがらせていて受け止めていてお芝居をしているんですね。観客の皆様にも是非そちらも感じていただけると嬉しいです」

インタビューは以上となりますが、本当に素敵なお話をお聞かせいただきまして、村田先生には重ねまして御礼を申し上げます。

その後のリハーサルでも演出家としてのビシバシの指示を先生が飛ばしていたのは、とても素敵だったのと、それを受け止めて白熱の演技をする役者のみなさまもとっても素敵でした。

リハーサルは正に、先生が話してくれた家族とナイチンゲールの葛藤のシーン。お互いの愛情がバッチバチとぶつかり合う姿が白熱の演技で描かれていて、このシーンだけみてもとても面白かったんですよね。
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大道具も物凄い迫力で作りこみが凄いなと思いました!リアル!!
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私もリハーサルは一部分しかみれていませんので、本番のナイチンゲールの"肖像"が本当にどんな形で演じられるのか楽しみで仕方ありません。
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あとあと、これみてください、、、こんな仕掛けが、、、、凄くないですかね。。。
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こっこれは!!!!
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クックリミアの天使やああああああああああああ!!!

演劇の世界って、色々な技術を取り入れてたりするのでこういうところも本当に素敵。

本番が本番が楽しみでっす!!!

因みに公演チケットは下記からお申込みいただくことができます。チケット前売り3000円。当日3500円。

大切なことをいいますよ!!調布市民、在学、在学の皆様はなんと!!! 調布市民割として1500円でみれます。私も申し込んじゃいました。うふふ。娘と見に行きたいと思います

劇団芸優座の皆様、リハーサル中のお忙しい中にも関わらず、大変ご丁寧に対応いただきまして誠にありがとうございました!舞台楽しみにしております。

劇団 芸優座 第11回春の公演
ナイチンゲールの肖像 調布市文化会館たづくり くすのきホール
〒182-0026 東京都調布市小島町2-33-1


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