どうも、いさみ編集局長です。本日は調布市クイズ!上の写真に写っている赤テープの意味は何でしょうか?
答え:多摩川が氾濫した際の、想定浸水深
早速の答えなのですが、多摩川が浸水した際の想定浸水深を示す赤テープなんだそうです。と、いつもと違う滑り出しの記事なのですが、この記事を書いたのには訳がありまして、先日娘の小学校にて授業参観からの大災害を想定した下校訓練というのを親参加型でやったんです。
当日の授業参観も災害について考える授業でして、調布市の水害リスクや備えについてのビデオを見ながら考えるという大変すばらしい内容の授業だったので、娘が覚えているうちに実際に多摩川まで歩いて行って実際に現場をみてみる会というのを我が家で実施したのであります。
意識してみることで初めて気が付いた注意喚起
国領の自宅を出発し多摩川へ。布田南通りを真っ直ぐに南下しいなげやさんの手前、ヤマト運輸さんの近くにさしかかったところでした。当日の授業では2時間目が地震対策の内容だったこともあり、倒れてくるリスクのあるものとして電柱が指摘されていたので電柱も注意深くみていたんですよね。ここで私の知識不足が露呈したのですが、電柱にはってある看板。
4.5メートルと書いてあったのを、これを私はいままで海岸の近くによくある看板。海抜メートルの位置を示す看板だとずっと勘違いしたんですよ。つまりは、多摩川より4.5メートル高い位置にあるという意味なんだろうと。。。とても恥ずかしい。
看板をよーーーく読みますと、想定浸水深!つまり、この場所は4.5メートルもの高さで浸水する恐れがあるというそういう内容だったのです。そうです。赤いテープはずばりこの高さまで浸水するかもしれないという警告のテープだったんですね。ビックリしましたよ。自分の知識のなさにもビックリしたんですが、それにしても高い。
大人の私でもまったくといって届かない高さ。それが4.5メートルなのであります。(赤いテープが写真に納まってすらいないという。。。。)
ヤマト運輸さんの場所を更に南下して、いなげやさんの手前にきたらこれまたちょっとびっくり。
浸水深が今度は4メートル。さっきより低いな!!多摩川よりも近くなったのに今度はさっきの場所よりかは位置的には高いのか!確かに、更に多摩川に向かってこの道は緩やかに上り坂だな。
はーーーーーーなるほどー。ちょっと視点を変えて注意してみるだけで色々なことや、色々な人の災害に対する努力がわかるものなんだなと感心したのであります。
因みに、調布市の洪水や内水に関するハザードマップは下記から見ることができます。
因みに昔私が住んでいた場所のリスクの目安は5~10メートルの浸水リスクのある場所となっていました。
地図でみるととても分かりやすいので是非ともお勧めであります。電柱の赤テープは実感としてもとても分かりやすく伝わる関係で、本当に素晴らしい注意喚起だなと感じました。
その後は娘及び我が家で多摩川を散策しながら、洪水対策に関連する施設などを見て回りました。
大人としても良い経験になったなとおもっております。
多摩川は家族でいくと広くて走り回れる場所もあって、花もたくさんあって、鳥も亀も色々とみれて普段は楽しい一面が多くあるわけですが、家族皆でリスクについても意識ができて良かったなと思っています。もしもの時はオール調布市民で助けあいましょう。
ヤマト運輸狛江営業所近くの電柱
〒182-0023 東京都調布市染地2-6-1
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コメント
コメント一覧 (1)
『ほら!お父さん、ココに居たんだぞ!』って決壊先の手前を指して喜々とした表情で言ってんだけど、今思えば『あんた、どこに居んねん!おまけに喜び自慢する事ちゃうやん!!』って思ったりもする。
親父かまだ若(青)かった、そして今の自分が大人になったって事なんでしょうな。
兎に角染地界隈の方はいつもの留意して注意喚起怠らない様に、常に心の片隅に置いておくと良いですね。
chofucity
がしました