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今日のご紹介は調布市にある史跡のご紹介。史跡といっても看板があるだけではあるのですが、そこに書かれていたエピソードがなかなか近藤勇にゆかりのある人物のお話で、ぜひ紹介させていただければと思います。因みにこの史跡は"上布田宿(かみふだのしゅく)"となりまして、場所はこちらとなります。

上布田宿は昔 調布市にあった布田宿(国領宿、下布田宿、上布田宿、下石原宿、上石原宿)のうちの一つとなります。
いまでこそ旧甲州街道ですけども、その元祖甲州街道に看板が立っております。
ちなみに旅籠は9軒だけであったそうで規模としては小さな宿場だそうで、いわゆる大名の本陣というものはなかったそうです。

近藤勇は病が悪化して養子縁組先の近藤家から上石原に帰ってきたことがあったらしく、ちょうどその際に上布田宿にシーボルトのお弟子さんであり幕府奥医師にもなった伊東玄朴が来ており、診断を受けて投薬したところ本懐をして事なきを得たんだとか!

もしもここで近藤勇が重症化し他界したり弱体化した場合、新選組の京都での活躍がなかったと考えると、かなり重要なエピソードと思われます!
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いやー歴史や人生とはいろいろなエピソードのつなぎ合わせだと考えると、いろいろなところに重要な場所があるものですねえ。面白いです。
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上布田宿
調布市布田1-29-1