ちょうふ通信スマホ
新成人のみなさんへ、ご成人おめでとうございます。
また、お子様を立派に成人まで育てられた親御様、本当におめでとうございます。心からリスペクトします。

今年はコロナ禍の中で調布市の成人式が中止となるなど、この時を楽しみにされていた方々にとっては残念な形になってしまったかと思います。また、これからの未来を見据えた際に、不透明なことも多く、喜びと不安を抱えている成人の方もいるかと思います。

お祝いの日にこういうこと言うのもなんですが、若い成人の皆さんの未来はそう簡単な未来ではないと思っています。すでにお仕事を頑張られている成人の方は厳しさをご存じだと思いますが、コロナ禍によって実体経済は深く傷ついており、またこの状態が続くとこれから就職活動をされるかたにとっては例年以上の厳しい環境がまっているのではと予想しています。

ただし、今回の記事で伝えさせていただきたいのは、暗い未来への絶望の話ではありません。ただ単に励ましたいわけでもありません。ただ、私の人生において役に立ったことを、調布市の若者の誰かの役に立てばと思って記事を書くことにしました。(あくまでも私の人生ベースですけども)

伝えたいことは「挑戦は今日からでも間に合う」ってことです。

普段から挑戦し一生懸命努力している人は、引き続き続けて頑張ってください。ただし挑戦しようが努力をしようが、チャンスを掴む為には実はタイミングが重要だったりします。恋も仕事もタイミング。人生は思ったよりタイミングに左右されます。たまたまコロナ禍に成人式がぶち当たってしまったのは正にタイミングが悪かったですね。特にタイミングが悪かった。努力してもどうにもならない典型例ですね。
でもね、チャンスは挑戦と努力をしている人がタイミングがあったときに掴みとれるものなので、努力している人は、努力していない人よりも確実にチャンスに近い位置にいるので諦めずに頑張ってくださいね。

さて、自分の努力不足を感じている成人の方もいるかもしれません。もちろん皆それぞれ努力しているものなので、まったく努力していないとは思いません。でもここからの人生の中で「もう少し努力しておけば」と悔しい思いをさせられる場面は必ず来ます。まだ就職されてない成人の方にとっては、就職活動において痛いほど思い知らされると思います。
この経済状況ですからね。新成人の皆さんは特に大変だと思います。生まれて初めてといっていいほど、世の中から拒否されまくる可能性が高いです。そんな時には、学生時代にもっといろんな努力をしておけばよかったと深く思うんだと思います。

で、おそらくなのですが、すぐに認めて貰える人よりも、簡単に認めて貰えない人のほうが多いんです。努力をした人ですらタイミングが悪いと認めて貰えない世の中なので、結果的に認めてもらえず努力不足に悩むひとがおそらくほとんどになると思っています。

そんな悩みにぶち当たったときに思い出して欲しいのが「挑戦は今日からでも間に合う」ということです。

例えば「就職活動開始まで3か月しかない。面接で胸を張って言えることがない」とか思っている人にはこう思ってほしい「3か月あれば何かやれるはずだ」とね。
もちろん、挑戦期間が早ければ早いほど有利。遅ければ遅いほど不利だけど、残り1週間になってしまっても「まだなにかやれる」に気が付いて努力した人間は、しない人間と確実に差が付きます。

「追い詰められて知恵を振り絞ってどう対処しようとしたか」というエピソードが大人たちは大好きです。すべての企業に当てはまるとは言いませんが、勉強が嫌いで大した大学もでていない私が第1志望の企業を含む複数の1部上場企業から内定をもらえたのは、面白がりそうな挑戦のエピソードを想像して準備してたからなんですね。

私の亡きじいちゃんは、バブル経済の際に失敗して多くの借金を抱えましたが、90歳を超えても「俺はこれからでも1億円稼ぐ」といってPCを勉強してネットで株式投資しようとしたり、新しい商品開発をしようとしたり、他界の際も頑張りすぎて日射病で他界するというパワフルじいちゃんでして、結果は1億円まったく稼げてませんでしたけど、でも最後まで目を輝かしていたんだろうなとは思います。
目を輝かせたのはきっと90歳を超えてもなお「挑戦は今日からでも間に合う」という精神があったからなんだと思っています。「諦めたら試合終了」てのもあったかもですが(笑)

リスクがあるのでマネしないでほしいですけど、例えば就職したい企業の面接までにあと1週間しかないていうタイミングで私が一発逆転エピソードを作るのであれば、その企業が上場企業であれば、最速で証券口座の開設申し込みをした上で、会社四季報を買って関連会社の状況も隅々まで読み、また、会社のIRも数年分読み漁ります。(これ本気になれば1日で終わります)
その上で口座開設が終わったらすぐにその会社の株を買います。
面接当日には「御社が課題と思われてるこのミッションに共鳴を受け、私も一緒に挑戦したいと思いました。自分が学生時代に頑張って貯めた少ない貯金ですが御社に投資しました。」とまで言えれば、はまる面接官には確実にはまります(笑)←効果の保証ができないのと責任はとれないのでマネしないでくださいw

という感じで1週間でも挑戦の実績やエピソードはつくれるんですね。

繰り返しますが新成人の皆さんにとって、タイミングとしては最悪で厳しい未来がまっていると予想されます。でも、チャンスを掴む準備のための挑戦は誰でもできます。
辛い思いをして厳しい環境から這い上がってきた経験の多い人間ほど強いものです。
様々な事情もあって挑戦の幅は大なり小なりあると思いますが、世の中が厳しくても挑戦することはきっとできる。失敗してもいい。エピソードを作ってほしい。

厳しい中でも挑戦をした後輩の皆さんが、胸を張ってこういう挑戦をしたんだ!って語ってくれることを私は楽しみにしています。頑張れ!逆境をはねのけて自分史にかっこよいエピソードを残そう!

この記事を読んでくださった新成人の皆さんの幸せを、私は心から祈ります!